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  • 2024年6月10日
  • 2024年6月10日

銭湯ってホームページを持ってないとこ多いのはなんでだろう?

銭湯が好きでよく行くんですが、銭湯ってホームページを持っていないところが多いんですよね。自転車で行ける範囲の渋谷区内の銭湯にいろいろと足を運ぶので、「渋谷区 銭湯」で検索することが多いのですが、検索結果に出てくるのは主に東京都浴場組合のサイトに載っている各銭湯の情報ばかりなんです。

これって一体どうしてなんでしょうか?その理由を考えてみるとともに、もし銭湯がWebマーケティングに力を入れたらどうなるか、その可能性についても検討してみました。

銭湯がホームページ持っていない理由

伝統的な運営方法

多くの銭湯は長年にわたり地域に密着した運営をしてきました。地元のお客様が主な利用者であり、おじいちゃんの代から近所の銭湯に通っていたり、クチコミや看板によって地域の人からの認知を得てきました。そのため、ホームページを持つ必要性を感じていない場合が多いのでは?と考えます。

高齢のオーナー

銭湯のオーナーは高齢の方が多い傾向にあります。インターネットやデジタルツールの使用に不慣れなため、ホームページの作成や運営に対するハードルが高いと感じることが考えられます。

経済的な制約

ホームページの作成や維持にはコストがかかります。特に中小規模の銭湯にとっては、これが大きな負担となり得ます。広告費や設備投資など他の運営費用を優先するため、ホームページの導入が後回しにされがちです。

利用客のニーズ

銭湯の利用客の多くは地元の常連客であり、既に施設の場所やサービス内容を知っています。そのため、新規顧客の獲得や詳細な情報提供のためのホームページが必ずしも必要とされていないのです。

SNSや口コミの活用

最近では、ホームページよりもSNSや口コミサイトを利用する銭湯も増えています。FacebookやInstagramを活用して最新情報を発信したり、口コミサイトでのレビューを通じて新しい顧客を引き寄せる手法を取ることが一般的になってきています。

でも銭湯にホームページって必要だと思うんです

なぜなら、銭湯の中ではSNSに写真投稿ができないからです。銭湯を検索するときに知りたい情報は、休憩スペースがあるか、浴場の広さ、電気風呂や薬湯などどんな種類のお湯があるか、ということです。しかし、これらの情報を手軽にスマホで写真を撮ってSNSにアップすることはできません。もしそれをやったら、盗撮になってしまいますよね。だから銭湯の中の写真って意外と少ないんです。

そうしてホームページで検索して出てくる結果は東京都浴場組合のサイトに載っている情報が主になります。

ただ、これだけでは情報不足な感が否めません。どの銭湯にもそれぞれの良さがあり、みんな違ってみんないいんですが、やっぱり行く前にもっと情報が欲しいんです。そして、ワクワクしながら妄想を膨らませたいですよね。

渋谷区で唯一?ホームページがある改良湯

渋谷区+銭湯で検索したときに唯一ホームページがあるのは改良湯。
インスタグラムでも情報発信されていて、銭湯の雰囲気が分かりやすいです。

渋谷区の銭湯では、毎月第2・第4日曜日に親子ふれあい入浴デーというイベントがあり、区内に住んでいる人は無料で利用できます。こんな情報も発信してもらえると、銭湯に行きたくなりますよね。

経営者の高齢化や地価の向上、光熱費などのコストなど、銭湯の経営は難しいようです。そのため銭湯の数は減少の一途をたどっています。しかし、銭湯は地域コミュニティの重要な一部であり、その魅力を発信し、新しい顧客層を取り込む努力が必要です。サブスク型ホームページ制作やWebマーケティングを活用することで、銭湯の魅力を広め、利用者の増加につなげることができるかもしれません。

銭湯がWebマーケティングに取り組んだら?

銭湯がWebマーケティングに取り組むことで、様々な可能性が広がるのではないでしょうか?以下に考えられる効果と方法を紹介します。

新規顧客の獲得

銭湯の主なお客さんは地域の住民ですが、色々な銭湯を愉しみたいというニーズはあると思います。銭湯の個性をホームページで情報を広く発信することにより新しい顧客を獲得できる可能性があります。例えば、SEO対策を行い、「渋谷区 銭湯」などのキーワードで検索した際に上位に表示されるようにすることで、新規顧客の目に留まりやすくなります。また、広告を活用して特定のターゲット層に向けたキャンペーンを展開することも効果的です。

リピーターの増加

銭湯のWebサイトやSNSを通じて、定期的に最新情報やイベント情報を発信することで、リピーターの増加が期待できます。例えば、季節湯・朝湯のお知らせやの日程を事前に告知することで、顧客の関心を引き、再訪を促すことができます。

利便性の向上

営業時間やサービス内容、施設の写真などを掲載することで、訪問前に必要な情報を得られ、安心して利用できるようになります。さらに、FAQページを設けることで、よくある質問に事前に答えることができ、顧客の利便性が向上します。

ブランドの強化

Webマーケティングを通じて銭湯の独自の魅力を発信することで、ブランドの認知度と信頼性を高めることができます。例えば、歴史ある銭湯の伝統や特色を紹介する記事や動画を制作し、SNSでシェアすることで、多くの人に銭湯の魅力を伝えることができます。

コミュニティの形成

SNSを活用して顧客とのコミュニケーションを図ることで、コミュニティの形成が促進されます。顧客からのフィードバックを受け取ることで、サービスの改善点を把握し、顧客満足度の向上につなげることができます。また、顧客同士が交流できる場を提供することで、銭湯のファンコミュニティを育てることができます。

まとめ

銭湯という文化がこれからも続いていくためには、ただ存続するだけでなく、発展させるための積極的なアピールやイベント開催が必要です。銭湯の魅力をもっと多くの人に伝えることは、地域の活性化にもつながるでしょう。

新たな設備の導入やホームページの立ち上げが難しい銭湯の事業者には、サブスク型ホームページ制作の導入を提案します。

サブスク型ホームページなら、初期費用を抑えつつ、定期的な更新やメンテナンスが簡単に行えます。特に更新代行サービスが付いているので、高齢のオーナーでもメールが使えれば更新の依頼が可能です。ぜひサブスク型ホームページのご利用をご検討ください。

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